彼女は3番目の出演であったが、すでに着いていて、隣接する武蔵溝ノ口駅前で、彼女の知り合いの芽亜利・Jさんが路上ライブをやっているという情報を聞きつけたので、1番目の出演者が特に知り合いでもなかったので、その出演者は2曲ほど聞いて、2番目の出演者(大井さやか)さんが始まるまでノクティからから離れて、その方の路上ライブを聞いていた。
その方も未来あいこさんのステージが見たかったので、始まる14時ごろになったら、いったん撤収してノクティに向かうことにしていた。
未来あいこさんのステージが終わったら、ひょっとしたら、芽亜利・Jさんも再び再開するかもしれないと思い、2組目の出演者が開始されたらノクティ店頭に戻り、3組目の未来あいこさんが終わって芽亜利・Jさんが再開するようだったら、それを見て帰ろうと思っていた。
15分ほど押して2組目の出演者が開始。ノクティ店頭に戻った。
そして、2組目の出演者が中盤に差し掛かってきたところ、事件が起こった。
クレーマーと思われる男性がステージに乱入、出演者のマイクを奪おうとした。すぐにその場のスタッフに取り押さえられ、いったんステージから離れさせた。男性は、イベントのステージが、ノクティの私有地から公道(デッキ)にはみ出しているのを見て、「通行人に迷惑だから、イベントを中止しろ。」と言ったことを叫んでいるようだった。
ただ、この男性は、以前、夜勤明けで帰る途中で、溝の口駅構内で駅員や警備員の抗議していた男性に似ているように思えたので、ただの目立ちがりやか、なんとなくさみしい、“かまってちゃん”のような気がした。
2組目の出演者までは、イベントは、その男性がいないかのように黙々と進行したが、それを見て、再び男性は逆上。再び、ステージに乱入する行動見られたため、イベントは中断。警察官2名(後に3名増員し5名)、主催者、ノクティの責任者とみられる男性で対応する騒ぎになった。詳しく聞いていないので断定出来ないが、対応しているうちに、主催者か責任者かが「イベントを中止する。」と口走ってしまった様子。
対応している間、3組目の出演者の準備が行われたが、男性が「イベントは中止するって言っただろ。」と叫び続け、準備は中断。
主催者側は、中止のふりをして、いったんすべての機材を撤収させ、クレーマーが立ち去ったら、再びステージを戻して再開することにしたようだが、クレーマーが立ち去る様子はなかった。
さらに、男性は、観客の2人の男性とも口論になり、観客が手を出して暴行したしないで警察官ともみあいになり、結局、イベントは、出演者と観客の安全を第一に考え、その場で中止が決まった。
通常ならば、3組目の出演者は、演奏できずに撤収ということになってしまうのだが、彼女目当て出来ている観客も存在することから、それまで、再開を待っていた観客に配慮し、急きょ、隣接するマルイファミリー溝口店屋上広場をお借りする許可をもらい、3番目の出演者は、同所で演奏することになった。
同所では機材の準備が出来ず、アコースティックで演奏するつもりでいたが、急きょ、芽亜利・Jさんが路上ライブで使用しているアンプを借りることができ、無事にライブを行うことが出来ました。
